秋場所・十二日目の晩、「劇戦!大相撲」を観て思った。「明日の結びの一番は、朝青龍関対琴欧州関か・・・琴欧州関が勝てば優勝が決まるんだよなぁ」・・・明日は本来なら仕事だが秋分の日のため休みである。『琴欧州関の優勝の瞬間が観たい!』心の奥底からムクムクとそんな気持ちが湧いて出てきた。その気持ちが頂点に達するまで時間はかからなかった。次の瞬間、としおに聞いていた。「ねぇ、明日、国技館に行ってきてもいい?」答えはあっさりYes!「いいよ。その代わりお土産買ってきてね♪」

国技館の外
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早速、国技館までの行き方をインターネットで調べた。バスで行くとなると片道5時間。帰りの最終便は午後5時30分。これでは肝腎の結びの一番が観られない・・・ということでバスは安いけれど却下となった。
こうなったら高いけれど新幹線しかない。手持ちのお金は・・・勿論ない(爆)だが、クレジットカードで乗車券が購入できる♪(嗚呼、3ヵ月後の請求書が恐い。)指定席で行かなくても自由席に乗車すれば東京まで連れて行ってくれる。
更に、東京駅から国技館までは、え〜っと、山手線・秋葉原で乗り換え、総武線・両国下車〆(.. )何とか行けそうだ。

吊り屋根の内側
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問題は観戦チケットだった。インターネットで調べたところ、現在販売されている一番安い席が3,600円。う〜ん、確か一番安い椅子自由席は2,100円だったような気がする。明日は祝日だし国技館に着く時間を考えると当日券は望めないようだ。東京まで来てチケットが買えないとなっては洒落にならない。
翌朝、友人にメールをする。「突然ですが、今日、国技館へ行くことにしました。友人は行かれますか?」友人も行かれるということで急遽、一番安いチケットを買っておいてもらえるようお願いした。これで観戦もできそうだ(^-^)
翌朝、としおの出勤の車に乗せてもらう。JR刈谷駅すぐ横の会社駐車場で別れて、としおは仕事へ向かい、私は東京へ旅立った。先ずJR刈谷駅から名古屋駅まで向かった。そして名古屋駅から予定通りの時刻に新幹線に乗車できた。
「私ってやっぱり無鉄砲だよなぁ・・・」こうと決めたら一直線。わき目も振らずに行動するのみ。学生時代、急に思い立って登呂遺跡まで行ったことを思い出した。
あの時もやはり突発的だった。登呂遺跡に行ったことがなかったので一度行ってみたかったのだ。この日は休講が重なったため、午前中は暇になってしまった。かと言って家にいるのもつまらない。

カメラさん
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午後から授業があったので半日で名古屋へ戻ってこなければならない。朝、「いってきます」と家を出て先ず銀行へ行きお金を下ろした。新幹線の乗車券を購入するためだ。新幹線の一人旅は初めてだったと思う。登呂遺跡がJR静岡駅から降りてすぐ近くにあるのかどうかも分からなかったが、行けば案内標識ぐらい出ているだろうと気楽な気持ちで新幹線に飛び乗った。
JR静岡駅からバスで10分程のところにあった。バスの運賃も当時160円(片道)だった。登呂遺跡前のバス停で下車しひととおり遺跡を観察した。平日だったこともあってか閑散としていた。所々で写真を撮った。さほど広いところではなかったのであっという間にまわることができた。お土産に10個入り1,000円のミニ埴輪を買って帰り友達に配った・・・
そんなことを思い出していたらいつの間にか眠っていた。
新横浜あたりで目が覚めた。品川を過ぎたら東京だ。
東京駅で下車し山手線を目指して歩いた。改札口を出てからはひたすら上を見ながら人にぶつからないように歩いた。路線案内は上に書いてあるからだ。山手線に無事乗車。秋葉原で下車し次は総武線だ。

満員御礼
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迷いそうになりながらも総武線ホームへ到着。「ん?もしかして反対のホームに立っていないかな?」地理に疎いのでかなり不安になってきた。と、一人の力士が構内の売店でお茶を買っているのを発見。「この人に付いていけば間違いない♪」妙に自信が出てきた(^^ゞホームに電車が到着。力士の後ろにぴたりとくっついて乗車。車内でもさりげなく隣に立ってみる。路線案内では2駅目が両国だ。合っていた、良かったε=( ̄。 ̄;)「これで国技館まで行ける」と少し心に余裕が出てきたので力士に話しかけてみようかと思ったが、やはり勇気がなくて話しかけることができなかったorz

呼び出しさん
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午後12時15分頃、両国駅を降りたらもう国技館が見えていた!友人に到着の旨、メールをすると、既に館内に入っていたが入口まで来てくれた。そこでチケットをいただき中へ入った。「すいません、鞄を開けて見せてください」と警備員さんに言われた。今頃、気付いたが会議用の長机があった。無事に鞄チェックをクリア。「鞄チェックって毎回あるの?」と友人に聞いてみた。「テロ対策なんですよ」なるほど〜。
館内に入り忘れないうちに友人にチケット代を支払った。そして館内を案内してもらった。
空いている今のうちに早速、お土産購入♪としおリクエストの魁皇関のミニ幟、普天王関のミニタオルハンカチ2色(^^ゞそれからパンフレット、会社へのお土産に「高見盛 りんごチョコレート」(? 名前がうろ覚えです・・・)をGet(^-^)

千社札
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そして、「国技館だけなんですよ〜」という「千社札コーナー」に案内してもらった。そういえば としおも「国技館限定だから欲しい」と言っていたような気がする。お値段も400円〜600円とお値打ち!デザインもイラストも写真も書体もたくさんありすぐに決めることができなかったのでサンプルを貸してもらい空いている升席にて検討することにした。
としおとメールで連絡を取り合う。「文字はどう入れてもらう?」「写真は誰がいい?」「どういう柄がいい?」文字と写真はすんなり決定!問題は柄だ。柄の説明はメールでは伝えきれない。私のセンスで(? 怪し〜)笹柄に決定。自分の分も文字・写真・柄をチョイスして決定、申し込みに行った。「10分程でできあがります」と言われ代金を支払った。そんなに早くできるんだ〜(驚)
それから「国技館名物」といわれる焼き鳥も購入。これがとても美味しいそうだ♪「早く食べてみたいな〜・・・あ、でも晩御飯まで我慢、我慢」
そういえばお腹が空いてきた。席が空いているうちに東京駅構内のお弁当売り場で購入したサンドウィッチを食べようとウロウロしていたらこんな席に辿り着いた。「へぇ〜。やっぱり座蒲団より椅子の方が楽かも?名古屋場所にもこういう席があったらいいのになぁ」そう思いながら空いているうちに座って食べた。

椅子席(と言うのでしょうか?)
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腹ごしらえをした後は館外へ出た。そろそろ十両・幕内力士が場所入りするらしい。入口付近で待っていたが、その何メートルも前の階段付近にはもっとたくさんの人がいた。だからその人たちの動きで力士が到着したかどうか分かる。たくさんの力士の写真を撮らせてもらった。今場所、大活躍した琴欧州関が現れたときはそれはもう大騒ぎだった。たくさんの人が詰め掛けたが何とか写真を撮ることに成功した(^-^)国技館入りした力士はお土産屋さんの横を通って行く。力士とファンが近づけるチャンスがたくさんある。力士と観客の入口が別の場所は名古屋場所ぐらいなのかな・・・?

大雷童関対嘉風関の一番
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「十両の取組が始まるからそろそろ観にいこう」と再び館内へ入る。十両土俵入りからいくつかの取組の後、大雷童関と嘉風関の対戦を観た。「あぁ〜、両方とも勝って欲しい力士なのに〜」勝負は得意の突き押しで大雷童関が勝った。この取組の後、国技館を後にする嘉風関、大雷童関の順にツーショット写真を撮ってもらった(^-^)特に嘉風関は可愛いんだよね〜(*^^*)本格的にファンになってしまった。やはりミーハーな私である
σ( ̄∇ ̄;)
もう少しで幕内土俵入りというところでタマローさんからメールが入った。実はダメもとでタマローさんのHPの掲示板に書き込みをしておいたのだ。私の急な書き込みを読んでメールをくださった。そして、「中入りでお会いしましょう」ということになった。急だったのに都合をつけてくださって本当にありがたいm(__)m
中入りになり賜杯の前で待ち合わせをする。タマローさんは息を切らして走ってきた。簡単ではあったが挨拶を交わした。と思ったら、「ご案内します」と大急ぎでエスカレーターに飛び乗った。置いていかれては迷子になるので必死で付いて行った。
タマローさんは2階席の正面中央の椅子席に座り話しながらも黙々と写真を撮っていた。席をあちこち移動してその度に付いてまわらせていただいた。
それから、琴光喜後援会(で良かったでしょうか?)の方、akemiさん、Judyさんもご紹介していただいた。本当にお忙しい中、私の急な申し出に、誠心誠意、ご案内・ご紹介してくださって本当に感謝しているm(__)m
さて、肝腎の結びの一番はタマローさん、akemiさん、Judyさんとともに観戦した。私は琴欧州関の勝利を信じていた。

結びの一番の懸賞!
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そう、私は彼の優勝の瞬間を生で見るために岡崎からやってきたのだ!物凄い懸賞の数、声援も次第に大きくなっていく。さぁ、立合い!琴欧州関が攻める。横綱が凌ぐ。横綱がくるりと一回転した。ここが琴欧州関にとって最大のチャンスだったが逃してしまった。最後は204cmの大きな身体が土俵にばったりと倒れた。「あぁ〜」願いも空しく今場所、初黒星を喫してしまった。この黒星はただの黒星とは違った。琴欧州関にとっては初優勝へのチャンスが僅かに後退、朝青龍関にとっては消えかけていた6連覇への夢が再び膨らみ始めたことを意味する。座蒲団が舞う。館内は座蒲団の嵐だ。
興奮冷めやらぬうちに弓取り式も終わり本日の取組は終了になった。タマローさん、akemiさん、Judyさんに御礼を言い別れた。その後、出待ちをしていた友人と合流し帰路に着いた。秋葉原駅で別れて私は東京駅から新幹線に乗り岡崎へとんぼ返りした。
今回の突発的な観戦により多くの方に大変お世話になりました。この場を借りて御礼を申し上げますm(__)m琴欧州関の優勝は見られなかったが多くの人の親切さを身にしみて感じた。
午後9時少し前にJR刈谷駅に着いて としおに到着した旨、メールを送った。仕事を切り上げてもらい合流。一緒に帰宅した。そして晩御飯のおかずに「国技館名物」の焼き鳥を食した。その瞬間、二人ともこう言った。
「まいう〜♪」