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◆ マーキュリー季節杯・2004冬 ◆
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予選フォーマット変更
1月25日日曜日。今日は我がホーム、マーキュリー季節杯の日だ。
今回は公式戦(球王戦)と日程が重なってしまったため、いつもより少ない12名の参加となった。
通常は予選ダブルイルミネーション、ベスト8からシングルダブルイルミネーションの決勝トーナメントで行なってきたが、今回は予選が6名ずつ2ブロックに分かれての総当たり戦になり、各ブロック上位2人ずつ、計4名が決勝トーナメントに進出し、決勝トーナメントはシングルイルミネーションとなるとのこと。
因みにゲームは、いつも通りのUSナインボールテキサスエキスプレスルールのシュートアウト無しである。
ふむ。
6名による総当りということは、予選だけで5試合あるということか。ダブルイルミネーションだと最悪2試合しかできないが、総当たり戦ならば最悪でも最低でも5試合もできる訳か。これはお得だな。(←何てことを考えている時点で既に負け犬モードであるが、どうしても考えてしまうアホな俺。)
くじ引きの結果、私はBブロックに入ることになった。
Bブロックの顔ぶれは、以下の通りである。
マーキュリー常連のB級Kさん(4)。
今日初めて会う、C級Yさん(3)。
優勝候補、A級もりぴーさん(6)。通常A級は5セットだが、優勝経験があるため+1の6セットハンデでの出場。
マーキュリー常連のB級381さん(4)。
今日初めて会う、L級Oさん(2)。ACSSM田さんの知り合いの方。
そして私(4)。
A級もりぴーさんがいるため、上位2名の門戸は狭い。もりぴーさん以外の4名に全勝しなければ決勝トーナメント進出は難しいだろう。
エース!
私の最初の相手はマーキュリー常連のB級Kさんとなった。
ハンデは4−4である。
出足調子良く、自分で言うのも何だがショットに迷いが無い。
順調にポイントを重ね3−1とし、Kさんを追い詰める。
ところがここから、あと1ポイントが遠い・・・。
5ゲーム目はポイントを取られ、3−2となった。
6ゲーム目のKさんのブレイク。
これが何と、まさかのエース!
痛い!
ちょっと、それは痛過ぎる・・・。
こう言っては何だが、私もビリヤードを始めてから今まで即死エースは何度も喰らってきた。即死エースはもう、まっぴらごめんだ。なので、ラックには細心の注意を払っている。頭の3個は勿論、ケツのボールも密着させ、即死エースだけは出ないように心掛けている。
実際、この時のKさんのブレイクも、ブレイクの瞬間は9番は全く動かなかった。
だが、他の球が9番に当たり、9番はサイドポケットへコロコロと転がって行った・・・。
この入り方では仕方が無い。
このような形のエースは、ラックで防げるものではない。
相手の威力あるブレイクを称えるべきだろう。
このエースで3−3のヒルヒルになった。
追い付かれた!
相手はエースが出て、ノリノリ状態かも知れない。
風向きは間違いなくKさんに吹いている・・・。
球たちの声
3−3のヒルヒルで迎えた7ゲーム目。
Kさんのブレイクショット!
1番がポケットインするが、残念ながら2番が見えない。(マーキュリー季節杯ではシュートアウト無し。)
Kさん、慎重に2番へのコースを確認する。
どうやら、短クッションの1クッションで当てに行くようだ。
Kさん、スパンと勢い良く手球を撞き、手球は短クッションに入った。
ここで全く予想しなかったことが起きた!
短クッションから出てきた手球は、確かに2番に向かっていたが、先に2番の近くにある9番にかすってしまった。
微妙に軌道が変わった手球は、その後2番に薄く当たった。
この2番がポケットイン。
短クッションからの前クッション(いわゆる引っ掛け)のような形で2番がポケットに消えたのだ。
そして、9番が2番の入ったポケットの真正面で停止。
3番のシュートラインを塞いでしまった!

おおお。
こ、これは・・・!
わ、私には聞こえる。
球たちの声が!
球たちはきっと「3−9コンビをどうぞ♪」と言っているに違いない!
うむ。
フリーボールから3−9コンビ。
9番ゲット。
これで勝ってしまった。
何てラッキー。
予選1試合目、私(4)−Kさん(4)。
4−3で勝ち。
ラッキーなOK
2試合目はC級エントリーのYさん。ハンデは私が4、Yさんは3となる。
Yさんは今日、初めて見る方。初対面の初対戦である。
初対面の方との試合は緊張する・・・。
さて、ゲームはと言うと、取り出しの難しい球を入れるも、入れなきゃならん球を抜く私。
先ほどのKさん戦では、そこそこ球を入れていたのに・・・。
それでも何とかこつこつとポイントを重ねた。
スコア3−1で迎えた5ゲーム目。
チャンスはあるものの取り切れず、やはり入れなきゃならん球を抜いてしまった・・・。
このゲームは重要なゲームである。
私が取れば私の勝ちだが、Yさんが取ればYさんはリーチとなる。
落としてはならないゲームだったのに・・・。
9番を入れに行くYさん。
ところが、9番ガコガコ!
9番が残った!しかも穴前!!
いや、しかし、これは・・・。9番は確かに穴前に停止しているのだが、手球が非常に遠い。しかも、椅子から座ったままでも分かるほど、9番は今にも落ちそうなほど穴の深くに停止している・・・。
これは見た目以上に嫌らしい配置だ・・・。

もし、前クッションから行こうとすると(いわゆる引っ掛け)、ひょっとしたら手球は9番に当たらないかも知れない。
直接薄く当てても良いが、角に捕まって思わぬスクラッチがあるかも知れない。
このような場合は厚く当ててのストップショットが一番確実なのだろう。しかしこれもかなり難しい。手球が僅かでも前に出たらスクラッチするし、万が一、ミスキューしようものならば、そこで終わりである。
いやいやいや、こういうのは本当、いつになっても苦手だ・・・。
そう覚悟しながら椅子から立ち上がった瞬間、YさんからOKを貰った。
「OKです。ありがとうございました。」
「ええ!?」
一瞬、「イヤイヤイヤ、この球はOKしたらアカンで」と思ったが、・・・、ご厚意に甘え、有り難く頂くことにした。
「ありがとうございました。」
難しい球を撞かずに済んだ。
・・・ラッキーだ。
次のゲームまで少々時間ができたので、Yさんと少しだけお話をした。
Yさんは、いつもは豊田オークランドで撞いているとのこと。
マラカイトが使われたキューが印象的だった。デザイン的にエスピリチュかと思ったが、オリビエとのこと。
へぇ〜。
バットエンドにサインが何も入っていなかったので、オリビエとは思わなかった。
古いオリビエはサインが入っていないんだ!
へぇ〜。
勉強になりました。
予選2試合目、私(4)−Yさん(3)。
4−1で勝ち。
最強の相手
遂にやってきた!
Bブロック最強のプレーヤー、もりぴーさんの登場である。
正念場だ。
天王山だ!
私は4セット、もりぴーさんはA級であり、その上、優勝経験もあるので本日は6セットとなる。
実は、もりぴーさん、前の試合で私の1試合目の対戦相手のKさんに負けたらしい。
ええーっ!?
もりぴーさん、今日は調子が悪いのか?それともKさんがぶちぶちだったのか?
うーん・・・。
1ゲーム目、もりぴーさんブレイクノーインで、私がファール。
そして、もりぴーさん、フリーボールから9個取り切り。
もりぴーさん先制、0−1。
2ゲーム目、もりぴーさんのブレイクスクラッチ。
フリーボールをゲットした。大チャンスである!
1番は単独の入れがあるが、1番を入れた場合、2−3コンビを処理しなければならなくなる。
暫く悩み、2−3コンビで後球を作るよりも、今直ぐ1−3コンビで3番をポケットした方がリスクが少ないと判断し、1−3コンビを狙うことにした。
そして、1−3コンビ失敗。(涙)
3番が穴前から移動したので、2番単独の入れが生まれ、見通しの良い配置になった。
もりぴーさん、この配置をフリーボールから取り切った。
0−2、点差が開いた。
2ゲームで2回しか撞いていない・・・。
もりぴーさん、さっきの試合でKさんに負けたと聞いたのに、この2ゲームのもりぴーさんを見ると全然ミスがない。
3ゲーム目も、もりぴーさんのブレイクスクラッチ。
フリーボールをゲットした。大チャンスである!
今度こそは取り切るぞ!
取り切る。
取り切る。
取り切った!
やったーっ!
4ゲーム目、ローボールでチャンスが巡り、これまた取り切りに成功!
2−2になった!
追い付いた!
お互い、ミスの少ない好ゲームとなった。
ミスらしいミスと言えば、もりぴーさんの2回のブレイクスクラッチと私のフリーボールからの1−3コンビ抜きぐらいだ。
抜いたら取り切られる。
取り切られないためには、取り切る。
そんなゲーム展開となった。
故意ファール
5ゲーム目、私は4番を入れたが、5番へ出しミスしてしまう。
しかも、出しミスどころか、8番裏に隠れてしまい、自爆セーフティ。
しかもしかも、手球と8番が近過ぎて、空クッションから当てるのが非常に難しい!
それにこの配置は・・・、空クッションから当てたとしてもイージーが残るような予感がする・・・。
もりぴーさんにイージーを渡してしまったら取り切られるのは必然だろう。
一体どうすれば・・・。

悩みに悩んだ挙句8番がフットスポットの凄く近くにあることに注目し、故意ファールで9番をポケットすることにした。
9番をポケットしなければ意味が無い。
絶対に9番をポケットするのだ。
手球は9番に当たり、見事9番を沈めた。

自ら「ファールです」と宣告し、9番を拾い上げ、フットスポットに置く。
これで、8・9のクラスターが完成する・・・筈だったが、9番をフットスポットに置くことができない。
手が、手が、手が・・・。
手が微妙に震えているのだ。
9番をフットスポットに置こうとすると、手が震えて・・・上手く置けない・・・。
8番と9番は完全に接触させて配置しなければならない。ちょっとでも浮いてしまったら8番の単独の入れが生まれてしまう。それでは故意ファールの意味が無くなってしまう。何としてでも8・9を完全に接触させて配置しなきゃ・・・。
手の震えは止まらない。
時間だけがチクタクと過ぎていく・・・。
8番に接触させた状態で9番から手を離すと、僅かに9番が転がり隙間が生まれる。
よれている・・・。
全ての台で言えることだが、フットスポット付近はどうしても、よれ易い。フットスポット付近に配置された9個の球がブレイクショットの衝撃を受けるので、その周辺のラシャは傷み易い。
その傷みが「よれ」となる。
そんなことは知っていたが、この時ばかりは、この「よれ」を恨んだ。
仕方が無い。
完璧に配置することを諦め、9番を少し左右にずらして、8番と完全にキスさせて配置できるところを探すことにした。
程無く、完全接触で配置成功!
もりぴーさんにも見てもらい、配置に問題が無いことを確認してもらった。

はぁ、疲れた・・・。
台から少し離れて振り返ってみた。
そして腰が抜けそうになった。
これ、9番即死ちゃう?
9番即死
あんだけ時間掛けて、俺は9番即死を作ったのか!
わざわざ故意ファールで9番をポケットして、9番即死を作ったのか!?
さっぱり意味が分からん!
俺はスーパーアホか?
スーパーアホか!?
スーパーアホだ!
間違いない!!!!!
心の中でランバダを踊ってみる。
ちゃーらちゃらちゃ、ちゃらちゃらちゃらちゃらちゃ〜。(涙)
・・・。
いや、ここから見たら即死に見えるけど、ひょっとしたら死んでいないかも・・・知れない。死んでいるかも知れない。
そーっと台に近付いてみた。
ん?
んー・・・。
ちょっとずれているかな・・・?
厳密に言えば、8−9コンビはあるにはあるのだが、スロウを目一杯使って入るか?入らないか?・・・というような微妙な死に方。
あ。
相手は球のことを良く知っているもりぴーさんだった。
俺がぎりぎり入れられるかどうかならば、もりぴーさんはきっと、充分余裕を持って入れてしまうだろうな・・・。
やっぱダメじゃん。
はぁ〜〜。(涙)
もりぴーさん、フリーボールから5番を入れ、7番ガコガコ!
ま、まさか!?
うおーっ、助かった!!
大ピンチが一転、大チャンスである。
8番の単独の入れが無いことは分かっている。
8−9コンビしかない。
8−9コンビを入れるためには、スロウで9番をポケット方向に引っ張らなければならない。
そのことを充分考慮して、穴前7番を入れて8−9コンビに位置に出すつもりだったのだが・・・。
・・・ネキミス。(汗)
スロウで9番を入れようと思うと、かなり8番に薄く当てなくてはならない。
いや、「かなり」ではなく「かなーーーり」薄く当てなくてはならない。
「なーーー」は半音上げなければならない。
もう一度。
かなーーーり8番に薄く当てなくてはならない。
そうすると手球が走ることになる。
となると・・・スクラッチが怖い・・・。
南無三!
すっぱーんと思い切り良く撞いた。
極太
すっぱーんと8番に激薄で手球を当てる。
多分、きっと恐らく、スクラッチはしなさそうな気がしたので、思いっきりいってみた。
カットのコンビでやらかすミスといえば、ショットが弱過ぎて的球がポケットしないこと。
それだけは絶対にやってはならないので、思いっきり撞いてみた。
9番はころころころころと良い感じでポケットイン!
一方、手球は台上をぐるぐると走り回る。
クッションに当たる度に方向を変え、ぐるぐると・・・。
そして・・・台上で停止。
スクラッチしませんでしたぁ〜!!
やったーっ!
良かった〜。
良かった〜。
これで3−2でリーチ!
あと1つ!
・・・このあと1つが大変だ。
あっという間に2ゲーム連取されて、3−4となった。
あわわわわ・・・。
そして最後は・・・OKを貰って、4−4になった。
勝った・・・。
やっぱり太い・・・。(汗)
予選3試合目、私(4)−もりぴーさん(6)。
4−4で勝ち。
念
次の試合はB級の381さん。
セット数はお互いに4である。
自分でも「あれー?」と思うほど、球が入らなくなった。
一番最初の試合が、一番入れていたような気がする。
試合を重ねる度に、段々と入らなくなっていっているような気がする。
もりぴーさん戦で燃え尽きたのだろうか?
兎に角抜きまくり。
殆ど球を入れていない。
簡単に0−3となり、スコ負けの危機。(汗)
今回のフォーマットはリーグ戦だ。
ということは、勝ち数が同数の場合を考えると、スコ負けはかなり響くかも知れない。
スコ負けは嫌だ・・・。1ポイントでも返したい・・・。
4ゲーム目、381さんのショット。
台の上には、もう手球と9番しかない。
381さんが狙っているのはゲームボールの9番。
これを決められると、スコ負け確定・・・。(確定、っていうか、スコ負け。)
もう、私にできることは・・・念じることしかない・・・。
そーっと、念を送ってみる。
念念念念・・・。
すると、381さん、これを飛ばす!
私はこの9番を慎重に入れて、スコ負け回避!
1−3となった。
エース!2
5ゲーム目、私のブレイク。
タイミング良く、丁寧に割ってみる。
すると、9番がコロコロとポケット方向へ転がっている!
「イケーッ!9バン!!サセ、サセ、イケーッ!」などと言うような意味不明な言葉を心の中で発しながら、しかし、外見は平静を保って行く末をじーっと見守る。
9番はすんなりとポケットイン。
ちゃーらちゃらちゃ、ちゃらちゃらちゃらちゃらちゃ〜。
心の中でランバダを踊ってみる。
これで、2−3となった。
エースだぁ〜!!この局面でのエースは、マジうれすぃー!
うむ。さっきのブレイクはなかなか良かった。
もう一回・・・。
そう思いながら6ゲーム目のブレイクショット。
これまた、9番がコロコロポケットに転がっている!!
「こりゃまたエース!まいったな〜、二連続エースかよ〜♪」と思っていたら、角に当たって穴前で停止。
あ。
やべ。
とんでもない配置になってしまった!
ノーインで381さんの番。
381さん、明らかに2−9キャノンを狙っている。
も、もう一回、念を送ってみる。
念念念念・・・。
381さんの放った手球は寸分の狂いも無く9番を捕らえ、9番ポケットイン!
ナイスキャノン!(涙)
そして、その直後、手球もポケットイン!(!)
ピンチが一転して大チャンスに!
私はフリーボールを得た。
そして、取り切れなかった・・・。
だめだ〜・・・。
381さん、さくさくと取り切り始める。
そして、台の上には、もう手球と9番しかない。
381さんが狙っているのはゲームボールの9番。
そーっと、念を送ってみる。
念念念念・・・。
すると、381さん、これを飛ばす!
どきどきしながら9番を沈めて、4−3!
勝った!
スコ負けの危機から、エース1回+9番ゴチ3回で逆転勝ち。
俺、こんなに太くていいのか?
予選4試合目、私(4)−381さん(4)。
4−3で勝ち。
2セットの相手
対戦相手のOさんはACSSのM田さんの知り合いの方で、今日が初対面の初対戦。
レディースハンデで2セットの出場。
出しはこれから、という感じだが、物凄い入れパワー。
1ゲーム目、Oさんの9入れスクラッチで、1ポイント貰った。
2ゲーム目、残り7・8・9の渋い配置をOさんが取り切り、1−1。Oさん、リーチ。(汗)
3ゲーム目、私が9番を抜いてしまったが、ラッキーなことに抜き渋になった。距離のある非常に難しい配置だったのだが、これをスパン!と入れられ、1−2。
負けた・・・。
2セットの相手は正直、かなりツライです・・・。
予選5試合目、私(4)−Oさん(2)。
1−2で負け。
決勝トーナメント
予選終了。
成績は4勝1敗。
何とか1位で決勝進出!
決勝トーナメント進出の4名は以下の通りである。
Aリーグ1位は、マーキュリー常連のB級ゴロゴロさん(4)。
Aリーグ2位は、マーキュリー常連のB級みっつーさん(5)。
Bリーグ1位は、私(4)。
Bリーグ2位は、L級2セットハンデのOさん(2)。
最初の対戦は1位と2位の対戦となる。
私の準決勝の対戦相手は自動的にみっつーさんとなった・・・。
かなりの強敵・・・。
1ゲーム目、みっつーさんの残した真っ直ぐの9番(9番は割りとポケットから近し)を入れて1点先取。
遠い球だったが、良く入った。
本当に良く入ってくれた。
不思議なことに、手球は猛烈な勢いで左にぐるぐる回っていた。(汗)
2ゲーム目、3ゲーム目は普通に何もできず、1−2になる。
4ゲーム目、8番9番の2個取り切りで2−2。
8番も長クッションに近く、9番も長クッションに近い。
入れも難しいが、出しも難しく、サイドスクラッチもかなり怖い。
だが、良く入ったくれた。
そして、良く出てくれた。
圧倒的にみっつーさんが入れているのだが、ハイボールを撞くチャンスが巡ってくる。
主導権はみっつーさんが握ったままだが、そんな感じの展開で3−4のヒルヒルとなった。
渾身のセーフティ
ヒルヒルの8ゲーム目、私のブレイク。
タイミング良く、丁寧に割ってみる。
すると、9番がコロコロとポケット方向へ転がっている!
「ええーっ!?またエース?!(♪)」と思っていたら、角に当たって穴前で停止。
幸い4番がポケットしてくれたので、引き続き私の番なのだが・・・、これは困った・・・。
1番は見えている。
見えているが、入れに行くならばサイドバンクしかない。
1番をサイドバンクに入れるとなると、2番への出しがかなりキツイ。
・・・あそこに見える、穴前の9番・・・。
あれを落としに行くか。
いやいやいや、失敗したらただじゃ済まない。
ヒルヒルなんだ。
もっと確実な手は無いものか・・・。
1番サイドバンク、1−9キャノン、1−9コンビ、全て考えてみたが、どれも難し過ぎる。
入れは諦め、セーフティを考えた。
セーフティも難しい。
1番を9番の方向に転がす場合、もし1番が見えようものならば、1−9コンビを喰らうのは必然。
絶対に隠さなければならない・・・。
長クッション近くに壁のように並んでいる2番3番に注目し、手球命でこの位置に止めることができれば・・・。
左上撞点で緩やかに手球を撞いた。
手球は1番に当たり、1番はサイドポケットの向こう側に移動。
手球は長、短で2番3番の裏にポジションする・・・予定だったが、2クッション目の短の位置がイメージと違い、スクラッチぎりぎり。(汗)
しかし、運良くスクラッチしなかった。
結果として、2番3番が1番を隠してくれた。
危なかった・・・。

「なんじゃこりゃ!」
みっつーさん、大困惑。
みっつーさんが、なんじゃこりゃ、と言うのも分かる。
我乍ら、かなりエグイ配置になったと思う。
手球と1番と9番は長クッションに沿って直線的に並んでいる。
フット側のコーナーポケットに9番。
ヘッド側コーナーポケットに手球。
1番は9番から2ポイントほど離れたところにある。
手球と1番の間には3個の球があり、手球から1ポイント離れたところに2番と3番がならび、サイドポケットの直ぐ近くに8番がある。
ジャンプショットで1番に当てに行くならば、2番3番だけでなく、8番も飛び越さなければならない。
長クッションの1クッションのライン、長短の2クッションのラインも他の邪魔球に遮られている。
もし、みっつーさんがファールを犯したら、私は間違いなくコンビで今にも落ちそうな9番を落としに行く。
となると、みっつーさんは1番に当てに行く以外に、故意ファールで9番を落とす手もあるのだが・・・9番も見えていない。9番を落とすためには長からの1クッションしかない。
どうする、みっつーさん!
ナイスファール
みっつーさん、方針が決まったようだ。
立てキュー気味に構え、ショット。
カーブ?
手球は長クッションに入り、そして穴前の9番に当たった。
9番はそのままポケットイン。
ギャラリーから「ナイスファール」の声が飛んだ。

本当にそうだと思う。
ナイスファールだ。
9番はフットスポットに戻された。
フリーボールを得た私は、1番から取り始める。
1番を入れて2番へ出す。
・・・薄くなってしまった。
2番を入れるだけならばそれ程問題は無いのだが、手球が3番に確実にキスしてしまう。
2番を入れて、手球を3番に当てる。
運良く、良い配置が残ってくれた。
3番を入れて、5番への出す。
これが長過ぎて、真っ直ぐにしてしまった上に、撞き辛い。
ブリッジを組もうと思っても、8番とサイドポケットが邪魔で、ブリッジが組めない!
こうなれば、立てキューで・・・。
立てキューで攻めたのだが、痛恨のミスキュー。
5番はポケットイン、手球は場外に消えていった・・・。
・・・。
超痛い。
みっつーさんはB級だが本当に上手い。
入れ魔人と呼ばれているほど、入れが強い。
フリーボールをゲットしたみっつーさん、さくさくと取り切り始めるが、ところが、みっつーさん!
8番を外す!
えっ!?
マジ!!??
ビッグチャンス!
何とか、2個取り切ることができた。
勝った・・・。
殆ど球を入れていないのだが、またもや勝ってしまった・・・。
そう言えば、試合でみっつーさんに勝てたのは、これが初めてではないだろうか。
かなり太かった・・・。
準決勝、私(4)−みっつーさん(5)。
4−4で勝ち。
決勝戦
もう一つの準決勝、B級ゴロゴロさんとL級2セットハンデのOさんの試合は、Oさんが勝ったようだ。
Oさん、凄い・・・。
正直、ゴロゴロさんが上がってくると思っていた。
ゴロゴロさんも、2セットハンデの相手はきつかったのだろうか?
Oさんとは予選でも当たった。
予選では1−2で負けた。
今度は勝たなければならない。
色々な意味で勝たなければならない。
2セットの人を優勝させる訳にはいかないのだ・・・。
決勝戦が始まった。
1ゲーム目は、フリーボールで9番を落として、先制した。やはり俺は太い。
2、3ゲーム目は、抜きまくりで、情けない球ばかりだった。
それでもポイントだけは何とか取って、3−0とした。
リーチだ。
4ゲーム目、私が6番への出しをミスし、6番サイドバンク、そして、7番へ出せなかった。
カットか、コーナーバンクか悩むが、カットの場合サイドスクラッチが怖かったのでコーナーバンクに行く。
これを外す。
しかし、抜き渋になった。
7番をコーナーバンクに行けば、抜いたとしても渋く残ることは分かっていた。
次の瞬間、私の考えは甘いことを思い知らされた。
Oさん、7番をポケットイン!
8番も難しくなったが、これもポケットイン!
9番も難しくなったが、これもポケットイン!!
取り切られた。
3−1、ヒルヒルである。
5ゲーム目、全く酷いゲームだった。
9番を撞くチャンスは3回もあった。
3回抜いた。
優勝を手にしたのはOさんだった。
決勝、私(4)−Oさん(2)。
3−2で負け。
痛恨のファール
優勝者はもう1回ゲームがある。
優勝賞金とは別に、副賞がある。
それは、一ヶ月撞き放題の権利だ。
最後に、店長とセットマッチをして、勝てば一ヶ月撞き放題を得られる。
対戦相手は、店長代理のCマンさん。
セット数は1セットダウン、優勝者のOさんが1、Cマンさんが3である。
1セット相手はかなりキツイと思うが・・・Cマンさん、頑張って欲しい・・・。
そして・・・。
こんな幕切れを誰が予想しただろうか・・・。
Cマンさんはブチブチで、Oさんにまともに撞かせていない。
あとは9番を入れるだけの状態で、痛恨の手球お触りファール。(!?)
そして、Oさんがフリーボールで9番を入れ、勝った。
一ヶ月撞き放題ゲット。
今日は、このOさんに勝てたのは、豊田のYさんだけとのこと。
豊田のYさん以外は、マーキュリー常連の面々を含め、全てOさんに負けた。
因みに私は、予選と決勝戦、2回とも負けている・・・。
得たもの
負けた。
凄く悔しい。
入れなあかん球を、沢山抜いた。
凄く悔しい。
準優勝?
何も満足できない。
太さだけで準優勝になってしまった。
得たものは沢山あった。
外した球。
ブレイクではスクラッチしまくり。
ジャンプショットは飛ばずに手前邪魔球に当たるファールばっかり。
何よりスクラッチが多かった。
ヘタクソ。
これからも、より一層、練習するしかない・・・。
まだまだ足りないんだ。
もっともっと球を撞かなくっちゃ・・・。
追記
痛恨のファールをしたCマンさんですが、38度以上の熱があり、ふらふらになりながらも運営をされた中での出来事であったことを付け加えさせて頂きます。
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◇ 結果 ◇
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| 大会名 | :マーキュリー季節杯・冬 |
| 日時 | :2004年1月25日日曜日 |
| 場所 | :マーキュリー岡崎店(岡崎市) |
| フィー | :2000円 |
| ルール | :A5、B4、C3、L2セット先取 USナインボールテキサスエキスプレスルール、シュートアウトなし 予選ラウンドロビン(2ブロック)、決勝シングル |
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| 参加人数 | :12名 |
| 成績 | :準優勝 |
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企画制作:としお&ぴぃちゃん このページの最終更新日:
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