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◆ 富士急ハイランド奮闘記 ◆
 富士急ハイランド(外部リンク)へ行ってきました。我が人生2回目です。昨年の8月に富士急ハイランドHPの「フリーパスプレゼント」に応募したところ運良く当たりました。有効期限が3月一杯でしたので「なーんだ、半年もあるじゃん」と思っていたのですがあれよあれよという間に3月も終わりに近付いてしまいました。「折角当たったのだから使わねば」と思い急遽行ってきました。

 3月23日日曜日、午前4時に出発、高速道路もスイスイ♪3時間余りで東名高速道路富士I.C.を降りました。富士急ハイランドのパンフレットを読むと「名古屋方面からお越しの方 富士I.C.下車 西富士道路経由 国道139号線(約70分)」と書いてあったので素直に富士I.C.で降りたのですが時間短縮のためにはやはり御殿場I.C.まで行けば良かったか・・・一つ手前の富士I.C.で降りてしまうわ、降りる早々、目的地とは逆方向に走り出すわでとしおはイライラ。「ごめんなさい、ごめんなさい」と平謝り。高速道路を降りた瞬間に道を間違えて反対方向に走り出してしまったので見かねたとしおが「運転代わるからそこの吉牛に入って」、「そんなにきちんと停めなくてもいいよ、すぐに交替するんだから」と声も荒げに言い放ちました・・・はぁ〜、折角の楽しいドライブなのに気分を害してしまったようです。ごめんなさい。

 ところが車内の劣悪なムードをを吹っ飛ばすような光景が次々と私たちの目の前に現れるのでした。右手には上半分程雪で覆われて真っ白の富士山が朝日を浴びてその雄大な姿を現しました。「おはようございます。今日も一日楽しい日にしましょう」と語りかけているようでした。左手には牛が集団で朝ご飯の草をほおばっている姿が目に入ってきました。二人で思わず、「もぉもぉ〜♪」と叫びましたが朝ご飯に夢中の牛さんたちにこの声は届くはずもありません。草原を抜けると段々、季節が冬に戻ったような景色に変わってきました。そうなんです、道路わきには雪が積もっていました。木々にも雪がうっすらと積もりアーチを作って私たちを出迎えてくれるようでした。「まるでスキー場に行くみたいだね♪」、「ね、富士I.C. で降りてよかったでしょ!御殿場I.C.まで行っていたら富士山やもぉもぉが見られなかったよ!」、「そうだね、そうだね♪」嫌な空気もすっかり吹き飛んでいました。



 午前8時、富士急ハイランドへ無事到着〜。30分程仮眠をとった後、としおを叩き起こして入場しました。入口で貰ったチケットは「フリーパス引換券」。フリーパスと交換するためには写真を撮る必要があるようです。はいチーズ♪写真付きのフリーパスが出てきました。「ぴぃちゃん、普通の顔している。つまらん!」、「何言っているの!としおの顔、デカ過ぎ!」お互いの写真に文句をつけながら向かった先は観覧車です。この観覧車、ただの観覧車ではありません。世界初の透明観覧車「スケルちゃん、スクムちゃん」(外部リンク)なのです。ゴンドラ32輌のうち2輌が透明です。この透明ゴンドラに乗車するためには指定時間に配布する整理券が必要です。午前最初の配布時間は9時30分。ドドンパ(外部リンク)に並びたい気持ちはやまやまでしたが整理券を貰わないことには乗車できないので先ずは透明観覧車の乗車整理券を貰うことを優先しました。既に2,3人並んでいましたが程無く整理券を貰うことができました。よく見ると、なんと整理券までもが透明なのです。考えましたね〜。乗車指定時刻は10時30分。さて約1時間他のアトラクションで遊んで時間を有効に使いましょう・・・となるとドドンパには並べません。何故ならば富士急ハイランド一の人気アトラクションなので2〜3時間待ちは必至。昨年の10月に来たときも3時間並びました。今、ドドンパに並んでしまうと10時30分はまわってしまいます。ということでウェーブ・スインガー(外部リンク)ティーカップ(外部リンク)ワイキキ・ウェーブ(外部リンク)を制覇しました。どれも並ばずに乗ることができたし堪能、堪能。小腹が空いたな〜と思ったら目の前にクレープ屋さんが!「ねぇ、クレープ食べない?」、「う、う〜ん、においが気持ち悪い・・・それより休憩しようよ」、「は?」時間が勿体無いと思ったのですがとしおがバテバテなので透明観覧車に乗車するまでの残り時間は休憩することにしました。



 時計の針が10時20分を指したのでそろそろ観覧車へGO〜!整理券があるので直ぐに乗れるかと思いきや15分程待ちました。それもそのはず、透明なゴンドラは32輌のうち2輌のみですから。まぁ、観覧車は逃げないので気長に待ちましょう。ドドンパ、フジヤマ(外部リンク)よりは遥かに早く乗れるはず。そしていよいよそのときがやってきました。私たちの目の前に透明観覧車「スクムちゃん」が登場!(1輌は「スケルちゃん」、もう1輌は「スクムちゃん」という名前が付いている)本当にフレーム部以外は透けています。怖くないかな〜、どきどき。そして係員さんが扉を開けてくれたので中に入りました。乗車定員は2名。ゆっくりゆっくり上がっていきます。足元を見ると地面が見えます。地上を見下ろすと4人組の女の子が興味深そうにこちらを見上げていたので思わず手を振ったら最初は吃驚していた様子ですが手を振ってくれました。「ねぇ〜、透けていることが分かるように記念写真を撮るね。そこにしゃがめる?」、「う、う〜ん」としおは恐怖のあまり硬直してしまい動けませんでした。「いい眺めだね〜、あ、ドドンパだよ〜。凄いね〜、ドドンパに乗っている人の悲鳴が聞えるよ〜」、「う、う〜ん、そうだねぇ・・・」乗車時間は約10分、としおは恐怖のあまり一歩も動くことができませんでした。



 「あ〜、面白かった。次はドドンパに並ぶ?」、「ち、ちょっと休憩がてらスケート(外部リンク)しようよ」、「いいねぇ、スケートやるの10年振りだよ!」ということでスケートに決まり!スケート靴を借りて装着し、いざ出陣!10年ぶりの着氷なので恐る恐る・・・「やった!氷の上に立っている!」しかし、「あわわわ・・・」ちょっと気を抜くと転んでしまいそうでした。何しろ10年ぶりですのでね。暫くは勘を取り戻すべく大きな円を描くように隅の方を滑っていました。「なんだかスキーの感覚に似ているぞ」やはり後傾になるとあっと言う間に転んでしまいそうです。スキーと一緒で脛に体重を預けるように前傾姿勢を保ちつつ滑ると良いようです。暫く滑るうちに徐々に勘を取り戻してきたようです。周りに目を向けるゆとりも出てきたようです。マイ・スケート靴持参の方もたくさんいるんですね〜。半袖で滑っている人もいました。出立ちからして上手そうな年配の方もいました。若い人たちに混じって楽しそうに滑っていました。「手の位置はどうだろう?」、「足の運び方は?」先ずは上手な人を見て真似ることから入ろうと思ったのですがなかなか上手くいかないものですね〜。としおはそのうちただただ流して滑るだけでは物足りなくなったのか、「小回りに回る練習をする!」、「カッコ良く止まる練習をする!」と言って一箇所で練習を始めました。思い思いにスケートを堪能しました。



 さてスケートを2時間ほど楽しんだ後、いよいよこれに乗らねばここまで来た甲斐が無い、ということでドドンパ(外部リンク)の列に並ぶことにしました。スケートを楽しんでいるときは日が照ってきて暑かったくらいなのに長蛇の列の最後尾に並ぶとお日様が隠れてしまい寒くて寒くて仕方ありませんでした。「寒いから早く建物の中に入りたいよ〜」と思っていたのは私たちだけではないに違いありません。一体どこからこれだけの人が集結したのだろうというくらいの行列です。今は携帯電話があるので多少の退屈しのぎになりますね。友達に、「今、ドドンパで2時間半待ちの真っ最中」などとメールを送ったり、掲示板をチェックするなどして待つこと2時間半。「何名様ですか?」の係員の声が段々と近くなってきました。「あれ?ここで切られた」と正面を除いてみたら・・・こ、これは、一番前かも!?いよいよ係員が近付いてきました。「何名様ですか?」、「2名です」、「では“1番”にお並びください」、「やったーーー!!一番前だよ〜!2時間半待った甲斐があったね〜!」喜びの余り踊ってしまいました。この日は3台稼動していたのでここまで来ればもうあと少しで乗車です。どきどきどき。さぁいよいよゲートが開きました。荷物を向こう側にあるロッカーに入れ急いで乗車しシートベルトを締めました。どきどきどき。「スリー・ツー・ワン・GOーーー」と聞えるや否や時速172kmであれよあれよという間に別世界に放り出されてしまいました。最大斜度90度の傾斜もあっと言う間に駆け上り駆け下りていったので何がなんだかよくわかりませんでしたが兎に角、気持ちよかったです。隣に乗っていたとしおはと言うと降りた瞬間、顔が引きつっていて足元もおぼつかない様子。「大丈夫?」、「だ、大丈夫だよっ!」・・・どう見ても大丈夫では無いんだけどな〜。



 ま、それはさておきドドンパで2時間半もの時間を費やしてしまったため時間は既に午後3時をまわっていました。明日は仕事なので名残惜しいですがドドンパを最後に富士急ハイランドを後にしました。それにしてももう少し遊園地で遊ぶだけの体力はつけておきましょう、ね、としおさん!