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ぴぃ歴
◆ 2001年12月度ビギナーズカップ ◆
 先月のビギナーズカップは、あまりの参加者の多さに吃驚した。以前なら2勝2敗でも決勝トーナメントへ上がれたのだが、3勝1敗でも上がれなかった。「今度こそは、決勝トーナメントへ進出したい!」



 いつもならマーキュリーで練習してからオークランドへ行くのだが、今回は試合前2時間ほどオークランドで練習することにした。先月、ギリギリに行ったため、練習できる台がなかったからだ。(後から、K畑さん、H川さんのご好意で一緒に練習させていただけたので大変ありがたかった。)

 一人撞きでオークランドへ行くのは久し振りだ。何となく緊張する。平日の夕方だけあって流石に空いていた。
 先ずはいつも通りの練習。台の半分だけ使い、適当な振りをつけて入れる練習。コーナーポケット、サイドポケットどちらも使い、右振り、左振り気の向くままに行なう。
 いつもそうなのだが、「これは絶対に入る!」と思われる近距離で易しい振りでも敢え無くとばしてしまうことが多々ある。練習とは言えかなりへこむ。決して気を抜いているわけではない。自信を持って撞いているのだが、完全に厚みを勘違いしているのだろうか。

 最近、思うのだが、自分は要領の悪い練習をしているのではないかと思ってしまう。高校生の頃、成績が一向に上がらず、「要領の悪い子だ。」と言われたことがある。何事につけその言葉を今でも引きずっている。「今のレベルに合った練習方法をしているだろうか?闇雲に練習しているだけではないだろうか?」非常に不安になる。しかしいつまでも気にしていては前へ進めないので黙々と練習に取り組む。

 30分ほど練習したのち、久し振りにボウラードをやってみた。年初に「今年はボウラードで50点取る。」と公言してしまったからだ。しかし、ボウラードは大嫌いである。何故ならば、点数が悪いからである。
 12月も後半に差し掛かり、今年も残り数日。「このままでは目標達成できないぞ!」としおに尻を叩かれ、やっと重い腰をあげることにした。

 「ガーター&0点、つまり、得点の無いフレームは作らない。」現段階でのスコア以外のささやかな目標だ。折角、撞くチャンスと目標物(的球)が10個もあるのに1つも落とせないなんて良く考えたらおかしな話だ。だが実際にやってみると驚くほど落とせないのである。

 1回目は18点。ガーター&0点のフレームを2つも作ってしまった。
 2回目は36点。ガーター&0点のフレームが1つあったが、6個、7個落とせたフレームがあったお蔭で挽回できた。
 
 何がいけないのだろうか?
 先ず、ブレイク後の手球の位置が土手際になってしまうことが多い。これでは撞きづらく、落とせないし出すこともできない。
 それから、これが致命的なのだろうが、入れられるはずの球を外してしまう。「手球をどう出して次につなげるか」以前の問題である。
 ナインボールでも同じことが言える。最近、入れられるはずの球をとばすことが多いような気がする。次につないで1つでも9番に近付く必要があるのに、易々と相手にチャンスを与えてしまう。これでは勝てるはずが無い。
 ・・・と、冷静に考えられるようになったのはこれを執筆している今であって、ボウラードが終わった直後は、そりゃもうへこんだ。スコアからするとちっとも上達していないのである。はぁ・・・。



 練習を始めてから2時間ほど経過し午後7時半になった。そろそろ練習を終了してエントリーを済ませよう。受付にボールを返却し精算する。
 参加者が集まり始めた。今回で卒業するつみけさん、K畑さん、N坂さんの姿も見えた。参加者が思い思いに練習を始めた。

 30分ほど練習したのち、くじ引きが行なわれた。今回の参加者は33名。先月に続いてかなり多い。今月も激戦が予測される。
 7人のリーグに決まった。この中から上位2名しか決勝トーナメントへは進めない。同リーグに強敵のN坂さん、O野さんがいる。4試合だがこの2人と対戦する確率は高い。決勝トーナメントへ上がるにはこの2人を倒さなければならないだろう。



 1試合目の相手はY崎さん。先月も対戦した相手だ。この試合は何としても勝って波に乗りたい。

 バンキングを制しブレイクする。互いに1球抜いては交替する展開が続いた。ボウラードでは6個連続で落とせた時もあったのに(まぁ、番号順じゃなくても良かったから・・・)、練習では入れて出せた時もあったのに。「試合になるとどうしてこうも抜くのだろうか?」先月同様の反省である。「ちっとも進歩していないではないか。」試合中、そんなことばかり考えていた。
 8番でチャンスが巡ってきた。これは絶対に取り切るぞ!とボールに向かったのだが、8番を入れてスクラッチ。何をやっているんだ、私は・・・。相手は手球を9番に対して真っ直ぐ置き、ゆっくりとストロークして9番を落とした。0−1。

 2ゲーム目はフリーボールから4−9コンビで勝ち取った。4番が9番に対して真っ直ぐではなかったが、リーチを掛けられているのでチャンスがあれば勝ちにいくしかない、そう思った。これで1−1。

 先に取られてから挽回した。上昇気流に乗って何としても3ゲーム目を制したい。勝ち急いだのがいけなかったのか9番をとばしてしまい、相手に取られてしまった。1−2。初戦を白星で飾ることはできなかった。



 休憩中、1ゲーム目の8番を入れてのスクラッチを思い出して、かなりへこんでいた。そこへ、試合だと呼ばれた。相手はN坂さん。遂に強敵と対戦しなければならない。この壁を乗り越えなければ決勝トーナメントへの道は無い。

 N坂さんは優勝経験者なので3セットである。しかし、優勝経験どころか予選落ち常連の私から見ればハンデなどものともしないように感じる。優勝経験者、強い人には威圧感を感じる。試合前から「負けている」。こんなことではいけない!自分のレベルはすぐには変えられない。今のレベルでベストを尽くすのみだ。

 バンキングはN坂さんの勝ち。ラックを組み椅子に座って待機する。N坂さんとの対戦は2回目である。「今日のN坂さんは勝ちにいっている。」と、休憩中につみけさんから聞いた。ビギナーズカップ卒業記念として優勝を狙っているに違いない。それもかなり真剣に。

 ブレイク後、何がしかボールが落ち、9番がコーナーポケット前に残った。N坂さんは最初から9番狙いの手球運びだ。毎回ヒヤヒヤさせられた。対戦相手にハンデを振っているだけに、早く星を取りたいのだろう。
 ここは順当に9番を沈められ、0−1。

 2ゲーム目のブレイクも9番がコーナーポケット前に残ったがノーイン。チャンスだ。もうN坂さんに撞かせたくない。しかし裏マスは無理・・・。あぁ、どうしよう。少しでも入れつないで相手に威圧感を与えるだけでもできたら・・・。
 折角のチャンスだったのに、1番を入れてスクラッチしてしまった。N坂さんはフリーボールから2−9コンビを決めた。「そうか、2−9コンビがあったのだ。」もっと台を良く見ていればコンビの配置を崩して回避できたかもしれない。非常に悔やまれた。0−2。N坂さんのリーチである。

 この試合に負ければ0勝2敗。その時点で決勝トーナメント行きは無くなる。「残り2試合が消化試合だなんて嫌だ!絶対に勝ちたい。」強敵を前に威圧感を感じていたのに、欲が出てきた。

 3ゲーム目もN坂さんが主導権を握っていた。9番まで辿り着いた。「あぁ、これがゲームボールか?」とうなだれたが、なんと外してしまった。これはチャンスとばかりにきっちり9番を沈めた。やっと1−2。こちらもリーチである。

 4ゲーム目、9番がサイドポケット穴前に残った状態で番がまわってきた。「もうミスはしたくない。1つ1つきっちり入れてつなげるぞ!」と気合いを入れたが、またしてもとばしてしまった。しかし、とばしたボールが9番に当たり、サイドポケット沈んだ。フロックインでこちらも唖然としたが2−2。なんと勝ってしまった。
 これで1勝1敗。残り2試合に勝てば決勝トーナメントへ上がれる可能性が残された。



 3試合目の相手はD上さん、4試合目の相手はN垣さん。いずれの試合もヒルヒルの末、勝ったのだが、何度も9番をとばし、「もうダメだ〜。」と諦めモードになってしまった。「最後まで諦めてはいけない。」試合から離れれば冷静にそう考えられるのだが、試合中はどうしても調子が悪いと悪い方向へ、悪い方向へと考えてしまう。精神的にまだまだ未熟な証拠だ。



 4試合全て終了した。戦績は3勝1敗。先月も3勝1敗で決勝トーナメントに上がれなかったことを考えると不安がよぎったが、今月こそは上がれるだろうという期待も少しあった。
 しかし、私のリーグには4戦全勝者が居らず、3勝1敗がN坂さん、O野さん、私の3名。得失点差でN坂さんとO野さんが決勝トーナメント行きの切符を手にした。
 またしても得失点差に泣いた。振り返ってみれば、勝った試合でも取られたゲームがある。ここ最近の参加人数とレベルでは、勝ち試合はスコ勝ち、負け試合でもスコ負け回避ぐらいでないと決勝トーナメントへ這い上がるのは苦しいようだ。このレベルって本当にビギナーズ対象のトーナメントか???いやいや、厳しい状況で勝ち抜いてこそ本当に力がついたと言えるのではないだろうか?
 
 戦績は先月と同じ3勝1敗だったが、試合内容を振り返ると、先月の方が内容が良かった。今月はおこぼれで勝った試合が多く、スクラッチやとばして勝ちを譲ってしまった。内容があまりにも悪かった。これでは決勝トーナメントでは通用しないと痛感した。今回の予選落ちは当然のものと思った。



 今回で優勝経験者のつみけさん、K畑さん、N坂さんが卒業する。試合の合間にいろいろとアドバイスをいただいた。楽しい話で盛り上がった。楽しい時間を共有できて感謝の気持ちで一杯である。その他の卒業生(、在校生(笑))にもビリヤードを始めたからこそ縁あってお会いできた。来月からはお会いできないことを考えると少し寂しい気持ちだが、更なる飛躍を目指して月例で頑張っていただきたい。そして、私も早くビギナーズカップを卒業して月例の仲間入りを果たしたい。



 帰ってきて今回の試合の執筆を始めようと、先月の歴を読み返してみたら、Y崎さんには負けていることを思い出した。なにぃ〜、2連敗か!来月もし対戦することがあったら、絶対に勝ってみせる〜!!
◇ 結果 ◇
大会名 :ビギナーズカップ
日時 :2001年12月11日火曜日
場所 :豊田オークランド(豊田市)
フィー :2000円
ルール :2セット(過去優勝経験者は3セット)先取
 USナインボールテキサスエキスプレスルール、シュートアウトなし
 予選ラウンドロビン、決勝シングル
 各予選ブロック上位2名が決勝進出

参加人数 :33名
成績 :3勝1敗で予選敗退