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| ◆ 久し振りのHT ◆ | ||||||||||||||||
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先日、友人数人と久し振りにマンダラヤへ行ったときのことである。顔見知りの店員さんに「今度、ビギナーズトーナメントがあるんですよ。出場しませんか?」と誘われた。事情があって練習から遠ざかっており、最近になってようやく練習を再開したばかりの私にとって、腕試しの格好の場となると思った。 前向きに検討しようと思いトーナメントの詳細を聞くと、ハンデについてはマイキューを持っていない人は2又は3、持っている人は3又は4とのこと。何?マイキューを持っているというだけで少なくとも3になるのか・・・この私でも相手にハンデを与えるという異常事態が発生するわけである。 1週間考えたのちエントリーすることにした。お店へ行き申し込み表へ必要事項を記入する。ハンデを記入する欄に到達した。 「マイキューは持っていますが上手くないですしこのお店のトーナメントは初めてですので、今回は3で出場したいのですが。」 「こちらで検討しますので空欄のままにして置いてください。」 との返事だった。この時点で嫌な予感がした。 フィーは前払いならば当日払いより安かったので支払った。当日は何が何でも出場しなければならない立場に置くのも良いかもしれない。 一抹の不安を抱えたまま1時間ほど練習をした。入らない・・・ますます不安は募るばかりだ。 10月29日、トーナメント当日がやってきた。 試合前の2時間ほどマーキュリーで練習をした。センターショット、ハードショット、ブレイク、苦手な配置の練習をした。練習をすればするほど不安は募っていった・・・ 調子が上がらなくても時間が来ればマンダラヤへ移動しなければならない。消化不良のまま練習を終え、マンダラヤへ向かった。 午後6時台、7時台の国道248号線は帰宅ラッシュで渋滞が予想されるため余裕を持って出発したが、思ったほど渋滞は発生しておらず早めに到着することができた。 受付を済ませくじを引きながら申し込み表に目をやった。ハンデの欄に「4」と記入されているのを見逃さなかった。 「私、4ですか〜???」 「4ですよ!ここのビギナーズとは格が違います!!」 「でも、キューを持っているというだけで下手ですし、4はキツすぎます!!!」 「じゃぁ、ちょっと待ってください。社長に相談してきます。」 しかし、判定は覆らなかった・・・ マーキュリーではいつもハンデを貰っているこの私が逆に与える立場になるという異常事態発生が現実のものとなってしまった。 知り合いのK村君とその彼女も出場することになっており、K村くんも4だと聞いた。 予選1試合目の相手は、先日のマーキュリー季節杯で優勝したOさんのお弟子さんのK合さん。セット数3である。 バンキングを制しブレイクに臨む。練習の成果が出ず綺麗に散らなかった。その後も1つ、2つ入れてはミスをし、お互い相手に番を譲ることを繰り返した。 1ゲーム目はお互い9番の飛ばし合いの末、何とか難しいカットを決めることができた。1−0。 2ゲーム目、「今度こそは散らすぞ。」と臨んだブレイクだったが、どうも今ひとつ快音が響かなかった。 ハイボールで相手に番を譲ってしまい取りきられると諦めていたら、9番を入れてスクラッチしてしまった。OKを貰い2−0。 3ゲーム目、ブレイクは相変わらず不調で、辛うじて4つの球がクッションに入り有効になった程度だった。ノーインで相手に番を譲る。1番は取れる配置にあるが、2番が他のボール2個と接触しておりポケットインは不可能だった。相手が1番を取り、2番は塊を壊すのが精一杯でノーイン。私の番になった。 2番を入れられない配置ではなかったがミスしてしまいセイフティの形で残してしまった。相手はタッチできずフリーボールを貰う。 2番を入れ、辛くも3番に出せたがやはり外してしまった。 相手が3番を落とすがスクラッチしてしまう。2ファウルの警告をした。 4番はコーナーポケットの前にあった。5番への出しを考え少し振りをつけてキューを静かに出すが、何と外してしまった。非常に情けなかった。 もっと申し訳ないことには、またしてもセイフティの形に残してしまったのだ。相手はタッチできず、3ファウルを取るつもりはなかったのだがこのゲームは私が制した。3−0。 4ゲーム目のブレイクも相変わらずだった。練習のしすぎかどうかは不明だが、肩凝りが再発しつつあったので力が出ないのかもしれない。 1ゲーム目と同様、お互い9番の飛ばし合いを繰り返した。「自分の番になったら落とさないと勝てない。」相手が撞く瞬間を見届けるのは、自分が撞くとき以上に緊張した。 ラストチャンスの配置は、9番がヘッド側の左コーナー前1ポイント以内のところにあり、手球はフット側の1ポイント以内のところにあるという非常に長距離なものとなってしまった。薄くカットにいかないとゲームボールとはならない。 こういう配置だと、いつもカットを意識しすぎてタッチできない。まさか9番でフリーボールを渡すわけにもいかないので、慎重に慎重に何度も素振りを繰り返した。 「入れ〜。」祈るような気持ちでキューをゆっくりと出した。手球が9番に当たった瞬間、後ろから「上手いっ」と声がした。しかし、9番がポケットに沈むのを見届けるまで身体を起こすことができなかった。 いつもなら失敗する配置で見事に取ることができた。4−0。 予選1試合目を制することができた。 予選2試合目の相手は、K村君の彼女、K藤さん。セット数は2。いつもなら自分が2の立場なのに不思議な気持ちだ。 バンキングを制し、1ゲーム目を開始。 1試合目とは異なり、ことごとく外してしまう。 何番かのボールが9番に当たり、左側のサイドポケット前に転がった。あわやフロックインするところであった。しかし緊張は続いた。9番の延長線上に5番があり、5−9コンビの可能性は大いにあった。 このとき手球は9番から一直線上にあるフットスポット側のコーナーポケット前にあった。9番をカットで落とし、わざとファウルを選択するか、4番を取り上手く5番に出してコンビで9番を取るか迷った末に後者を選択した。4番は手球と反対側のコーナーポケット前にあり、配置としては難しくないはずだった。しかしこれを外し、チャンスを逃してしまった。 相手も4番を外し、再び番がまわってきたが、今度は4番を取ったがスクラッチ。相手はフリーボールから5−9コンビを決めた。 0−1。相手リーチである。あとが無い。 2ゲーム目、今回初めてラックを組んだ。相手ブレイクで8番が真っ直ぐコーナーポケットに向かった。 相手は1番を外し、私に番がまわってきたが、リーチをかけられているというプレッシャーと、入らないことが重なり、やはり入らなくなっていた。 7番で相手に番を譲ってしまう。9番はまたもコーナーポケット前にあった。相手は7番を落とし、手球を9番カットの配置に持ってきた。「これでゲームセットか!」と思われたが、何と、相手はノータッチしてしまう。 運に救われ1-1。 3ゲーム目。ブレイクノーインで相手に番を譲った。相手が撞いた瞬間、9番がコーナーポケット前に移動した。心臓に悪すぎる。しかも台の上を良くみてみると、長距離で振りはあるが、2−9コンビの可能性を残した。もうコンビで負けるのは御免である。しかし、この難しいコンビを見事に取られゲームセット。1−2で負けてしまった。 あとが無い予選3試合目、相手はS田さん。セット数は3である。 このS田さん、マイキューを所持していないが腕は私より上である。確かに出しを間違えることもあるが、確実に入れてくる。 残り球3つで番を譲ってしまうと必ず取り切る。 1ゲーム目はS田さんが制し、0-1。ハンデを振っている立場として相手に先にポイントを取られると非常にプレッシャーを感じる。 2ゲーム目はフリーボールからの5−9コンビが決まり、ようやく1−1。 3ゲーム目も、途中、お互いの飛ばし合いが続いたが、何とか9番を取り2−1。これでようやくヒルヒルだ。 4ゲーム目、8番を取るも9番への出しを間違え、コーナーポケット前にクッションタッチしている9番に対して、きつい角度となってしまった。しかもレストを使わないと届かない。 実は、前日、マーキュリーで主人とセットマッチをしていたときに、配置は少し違うが、やはり9番がコーナーポケット前にあり、手球はレストを使わないと届かない配置にあった。 私はレストを使うのが非常に苦手である。慎重に慎重に撞いたが、9番は長クッションに当たりポケットには沈まなかった。穴前にあっただけに取れなかった自分が非常に情けなかった。このあと、この配置を何度も練習した。 「昨日できたから今日だって出来る。完全にクッションタッチしているから少し難しいけれど、絶対にできると思わないとだめだ!」そう自分に言い聞かせ慎重に慎重にキューを出したが、9番に対して厚く当たってしまい、イージーな配置に残してしまった。相手がこれをレストを使って取った。これで2−2。相手リーチである。 5ゲーム目、8、9が台に残った状態で私に番がまわってきた。しかし8番はコーナーポケット前の9番に塞がれ、コンビしかなくなってしまった。8番を単独でポケットするならば反対側のコーナーポケットへバンクショットで沈めなければならないがその自信は無い。コンビで取る自信もなかったがここで負ければゲームセットとなるのでそうも言っていられない。慎重にコンビを狙うも失敗。相手に取りきられてしまった。 2−3。試合終了とともに、私のトーナメントも終了した。 結果は、勝ち・負け・負けの予選敗退となったが、勝った試合も負けた試合ももっと確実に入れることができれば良かった。負けた試合も勝てない試合ではなかった。もっと入れることができたら勝てたと思う。 出しを意識するあまり、出せても入らないことが何度かあった。それ以前に「入らない、出せない」方がまだまだ多いのだが・・・ しかし、手応えは感じた。予選落ちだし、試合内容も良くなかったが意外とすがすがしい気持ちになれた。 |
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| ◇ 結果 ◇ | ||||||||||||||||
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