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2004/08/10(火)「室伏広治のプレッシャー」 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昨日、テレビのニュースの中で、テニスの松岡修造とハンマー投げの室伏広治が対談しているのを偶然見付けて「おおおお」、そのまま齧り付くように見入ってしまいました。いやー私、実は松岡修造、結構好きなんですよ♪あの、鬱陶しい程暑苦しいキャラが。何故あれ程までに熱くなれるのか、一所懸命になれるのか、本当、凄いと思います。松岡修造は尊敬たり得る人間です。
◆このコーナーは間も無く行なわれるアテネオリンピック関連企画のようでして、リポーターは松岡で、ゲストは室伏という構図。その対談は室伏の過去の戦歴の紹介から始まり、アテネへ向けての話に続きました。その中で、前回のオリンピック、シドニーでの話。
◆室伏はシドニーで普段と違うことを実行しました。投擲の直前、興奮で沸き立つ観客に向かって、自分の口に人差し指をそっと当てたのです。これは「静かに」のジェスチャー。観客に「静かにして欲しい」と静粛を促したのです。(4年前、確かにそのようなことをしていたのを思い出しました!)これは、プレッシャーから逃れるために自然に出た行動なのでしょうか・・・。
◆結果は、自己最高より5mも短い記録しか残せず、9位となりました。もし自己最高と同記録が出ていれば金メダルだっただけに残念でなりませんでした。この時、室伏は確かにプレッシャーを感じていました。(と本人が言っていました。)そりゃあそうでしょう。オリンピックと言う大舞台。しかも金メダルの期待が大きい。期待に比例してプレッシャーはでかくなります。実力も金メダル級だったが、プレッシャーも金メダル級だったのでしょう。
◆その中で室伏が非常に興味深いことを語りました。このプレッシャーを、室伏は「水圧」に例えたのです。
自らの身体に真上から圧し掛かる水圧。
重い。 重い。 重い。 押し潰されそうなほど重い。 苦しい、辛い、嫌だ。 ◆金メダルが当然視されていただけのに、9位いという不本意な結果に終わったシドニーの後、室伏は相当悩んだと思います。悩んで、悩んで、悩みぬいた結果、室伏は発想の転換でプレッシャーを利用する方法を遂に見つけ出しました。
水の底にいるから水圧が重いのだ。
ならば、水面まで上がって水に上に浮けば良い! ◆はぁ???正直、何を言っているのか理解できませんでした。プレッシャーの上に浮かぶとは、どういう状態ですか? ◆アテネ直前にも関わらず、今の室伏にはプレッシャーが全くありません・・・。と書くと語弊があるでしょうか。正確に言えば「プレッシャーはビンビンにあるがストレスになっていない」と表現すべきでしょうか。ハンマー投げが楽しくて、面白くて、仕方が無いらしいです。練習に行く時も、ジェットコースターや絶叫マシンに乗る前のような、わくわく感を感じるらしいです。ブラウン管越しでも、そのことがはっきりと分かりました。室伏の表情、声のトーン、語っているときの体の動き、ジェスチャー。確かに室伏は今、ハンマー投げが楽しくて楽しくて仕方がないのです!アテネですら、室伏の手に掛かってしまったら、楽しい絶叫マシンになってしまうようです。 ◆球撞きにもプレッシャーはあります。室伏と同じような、周囲からの期待によるプレッシャーもあるでしょう。自分で目標を設定したために生じるプレッシャー。試合中でも、決してミスが許されないと思い込むことによって生じるプレッシャー。色んなプレッシャーがあるかと思います。球を撞き続ける限り、プレッシャーとは切っても切れぬ仲です。プレッシャーを感じ、重い、押し潰されそうだ、苦しい、辛いと感じたとき、どのように対処すれば良いのでしょうか。その一つの答えを室伏が我々に示してくれまし。有難い限りです。室伏は強い男です。アテネでは、思う存分楽しんできて欲しいです。そして何を見たのか、何を感じたのか、また我々に語って欲しいです。 ◆それにしても、室伏の首の太いこと太いこと。(と)
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