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◆ 過去の「一日一撞」 ◆
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「一日一撞」全日付タイトル一覧
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◆ 2002年7月 ◆
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2002/07/29(日)「真剣に撞き過ぎることの弊害」
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私がホームとしているビリヤード場「マーキュリー」で年に4回のハウストーナメントが今日行なわれました。私は今回も「優勝しちゃる!」ぐらいの意気込みで臨みました!そりゃー、優勝するというのは当然大変なことだと思います。私には大した技術もありませんし、これだけ練習したんだから大丈夫!と言えるほど練習出来た訳でもありません。でも、やっぱり優勝したいんです・・・。そして結局、毎回優勝とは程遠い結果しか残していないのが、これまたホント、非常に悔しいところなんです・・・。今回も今までの例に漏れず、負け×2という結果。試合前は真剣に優勝を狙っていただなんて、とてもとても恥ずかしくって、人に言えない!というような結果になってしまいました。とほほほ。
◆今回はお店の常連さんたちが何人も上位に食い込みました。これはやはり正直言って嬉しいです!特筆すべきことは、マーキュリーで一番の常連のMさんが、惜しくも準優勝で終わってしまったということ。あと一歩というところまできて、あと本当に少しだったのですが、それでも準優勝は立派です!そんな訳で、試合後に「ハウストーナメント無事終了打ち上げ&Mさん準優勝おめでとう祝賀会&としおはいい加減負け×2から脱出しろ(怒)」ということで、Mさんの賞金で常連の皆さんでお酒を飲むました!カンパーイ♪(Mさん、ご馳走様でした!)いや〜、それにしても、楽しいお酒でしたね!私は、結果が結果でしたので、多少やけ酒気味でしたが。(苦笑)
◆球屋でわいわいとお酒を飲むと、試合中の名プレー&珍プレーの話だとか、あの人は凄い上達してたねだとか、あの人は今回参戦していなかったねだとか、そんな話になるのは至極当然のことでして、ここでも例に漏れずそのような話が始まりました。その中で、私のプレースタイルについての意見も出されました。色んな意見がありましたが、かなり強烈なパンチな意見が一つありました。それはミウラさんの、私が「真剣に撞き過ぎている」という指摘でした。
◆これを聞いたとき、正直、「真剣にやって何が悪い」とも思いました。しかし・・・、いやいや、これはちょっと待てよ、ひょっとしたら・・・。う〜ん、確かに、そうかも知れません。かなり思い当たる節があります。
◆適当に撞いて後で後悔するのが嫌なので、どんなときでも出来るだけ真剣に撞きたいと思っていました。そうすれば、仮に飛ばしたとしても、ミスしたとしても、真剣に撞いた結果のミスですから、結構素直にそのミスを受け入れられます。今の自分の技術はこういうミスをしてしまうレベルなんだ、と自然に受け入れられるのです。こうすることによって、試合中にミスを後悔して自滅するパターンを防いできました。しかし、これには大きな落とし穴がありました。
◆どんなに真剣に撞いていても、これだけは外してはいけないという球を抜いてしまうことがあります。(例えば、ゲームボールの9番、綺麗に出したのに飛ばしてしまった。などなど)そうすると、真剣に撞いているがあまり、激しく自分自身を責めるのです。自分自身に怒り、自分自身を罵り、結果、自分の心は後悔の気持ちでいっぱいになるのです。真剣に撞いているが余り、自分自身のミスを許せなくなるのです。後悔したくないから真剣に撞いていたのですが、真剣に撞き過ぎていたことが原因で後悔を生むこともある、ということを気付かされました。どんなミスでも素直に受け入れることが出来れば良いのですが、とても受け入れ難いミスをしたことによって一気に崩壊してしまうんです。これ、よく考えたら、私の負けパターンの王道かも・・・。
◆ミウラさん、本当にありがとうございました!さてさて、これからの私の選択肢はと言いますと、「どんなミスでも自分を許せるようになること」または「後悔するようなミスは絶対しないようになるまで上達すること」のどちらかでしょうか。・・・どちらも激しく難しいですね・・・。(と)
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2002/07/22(月)「母を殺した敵と思え」
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今年の名古屋場所は初日から貴乃花を含む八人が休場し、終わってみればなんということか十四人も休場するという異常事態。こうなってしまいますと、自然と優勝候補は横綱武蔵丸と大関千代大海に絞られる訳ですが、横綱貴乃花、千代大海以外の三大関が休場していますので、何か波乱があってもおかしくない場所になりました。そんな名古屋場所、結果は大関千代大海が十四勝一敗という好成績を修め、大関昇進以来初優勝、通算二度目の賜杯を手にしました。そして、最後の最後まで優勝戦線に食い下がった関脇朝青龍が十二勝三敗の成績で大関昇進を決めました。初土俵から僅か十四場所で大関というスピード出世は、小錦と同じ一位タイ。こうなってしまいますと、メディアの取り上げ方は「大関千代大海優勝」よりも「モンゴル人力士朝青龍大関昇進!」の方が大きくかったです。
◆明徳義塾高校を卒業した朝青龍明徳(あさしょうりゅうあきのり)の本名はドルゴルスレン・ダグワドルジ、モンゴルのウランバートル出身の、1980年9月27日生まれの21歳。彼の相撲はとても角攻撃的。凄く攻撃的。兎に角攻撃的。滅茶苦茶攻撃的。先ず、土俵に上がる前からかなり気合が入っているのが分かります。「絶対に俺が勝つ」光線が顔面からびんびんに出ています。これほどの気合を見せられたら、対戦相手もさぞやりにくいことでしょう。そして、取り組みが始まるや否や、一気に前に出ます。更に張り手、張り手、張り手で止まることなくガンガン前に出続け、隙あらばまわしに手を掛け、それでも止まることなく激しく体を前後左右に揺さぶり、相手のバランスが崩れたところで豪快に投げ飛ばします。普通はまわしに手が掛かり、がっぷりと組んだところで動きが止まり、こう着状態になってしまうことがあるのですが、朝青龍の相撲は殆ど止まることなく攻め続けるので、見ていて本当に気持ちが良いです。攻撃的な相撲が朝青龍のスタイルなのです。
攻めて攻めて攻めまくるという姿勢が好きですし、何よりも自分のスタイルを堅持し変えない、というところに最も好感が持てます。
◆千秋楽から一夜明けた今日、テレビを見ますと朝青龍を取り上げた報道を幾つか見ました。その中で、朝青龍の家族について取り上げた番組がありました。朝青龍は格闘技一家なのだそうです。お父さんもお兄さんも、モンゴル相撲の大関、関脇クラスの格闘家でして、他の兄弟もモンゴル相撲やプロレスをやっているのだそうです。その中で非常に面白いエピソードがありましたので、紹介したいと思います。
◆朝青龍のお父さんが朝青龍に伝えた、勝負で勝つための心構えがあります。その心構えを聞いて、私は驚きました。その心構えとは「相手を母を殺した敵と思え」だそうです・・・。す、凄い。ってゆうか、凄過ぎ・・・。
◆しかし、何故、朝青龍があそこまでに攻撃的なのか、そして何故あそこまで強いのかが分かったような気がします。朝青龍はお父さんの教えをかたくなに守っているのでしょう。この話を聞いて、更に朝青龍が好きになりました!大関になってからが、大変です。しかし、大関になっても頑張れ、朝青龍!!
◆ビリヤードの試合も「母を殺した敵!」ぐらいの気持ちで臨んだ方が良いんですかね・・・。う〜ん、難しいところです・・・。因みに朝青龍のお母さんは今も元気に生きています。(と)
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2002/07/21(日)「ストロークの極意」
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ナインボールのセットマッチ中に簡単な球を外してしまいました。肩を落としながらとぼとぼと歩き、椅子によっこらしょと座りました。そして、ふと考えました。「何で今の球、外したんだろう・・・。」
◆手球と的球はちょっと離れていましたが、遠いとは言えるほど遠くはありませんでした。的球はポケットから1ポイントという近さでした。撞き辛くありませんでした。出しが非常に難しいということはありませんでした。そして、振りは厚めでした。確実に入れ、しっかり出たかったのですが、外してしまいました・・・。キューを置きながら椅子にどっこいしょと深く座り直し、缶コーヒーをすすりながら、私は今さっき、どうやって撞いたのか思い出すことにしました。
◆離れたところからから台上全体を見て、構えながら手球に近付く。ラシャの上にゆっくりと左手を置きながら、上体を倒す。顔の向き、キューと顎の位置関係、キューの向きを確認しながら、ストロークを始める。そして撞く。こんな感じで、頭の中で手球を撞くまでの過程を反芻してみました。う〜ん、何かが足りないような気がするなぁ・・・。何か足りない・・・。何だろう・・・。・・・。目の前では対戦相手がキューをゆっくりと何度もしごいています。丁寧に撞いて的球を入れました。それを見てやっと分かりました!私がやっていなかったことを!やらなければならない、非常に重要なことを!!
◆ビリヤードを始めて間もない頃、プロから直接聞いた話があります。そのプロは初心者の私に「ストロークの極意」を教えてくださったのです!(因みに「ストロークの極意」といのは私が勝手に名付けたものです。そのプロがおっしゃった訳ではありません。)その極意の実行を、私は忘れていたのです・・・。おや?はて、そういえば、いつから忘れていたのでしょうか・・・。今まで無意識でやっていたかも知れません。ただ、少なくとも、ここ数ヶ月は意識的にやっていないことは確かです。大変失礼な話です。折角プロが私に極意を伝授してくださったのに、私は忘れていました・・・。
◆そのプロは私にこうおっしゃいました。「キューが狙いに向いているか確認する。次に素振りを何回かして、真っ直ぐキューを振れているか確認する。私はそうしている。」プロの言い方は決して押し付けがましいものではありませんでした。自分はこうやっているからお前もやれ、とか、これは基本だからお前も守れ、という言い方ではありませんでした。ただ、自分はこうやっているよ、という話をしてくださっただけなのです。
◆プロの話は、決して特別なことではありません。寧ろ当然のことでしょう。基本中の基本と言っても良いです。ただ、プロが今でもそうしているのだから、絶対に忘れてはいけないことなのだろうと、当時の私は初心者ながらにそう思いました。なのに、私はこんな大切なことを忘れていたのです!素振りのときに真っ直ぐ振れているか、確認していなかったのです!確認するようにしたら、入るようになりました。いやはや、本当に、とほほほほ・・・。こんな大切なことを今まで忘れているとは、我ながらに情けないやら、何と言うやら・・・。基本は大事です・・・。本当に大事です・・・。(と)
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2002/07/20(土)「A級のタッチ」
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No3さん、掲示板に書き込みありがとうございました!早速No3さんの書かれた「ストローク確認メソッド」を試してきました。
◆「ストローク確認メソッド」【方法】的球はセンタースポット、手球はフットスポットにセット。引き球で出来るだけ厚く的球に手球を当てる。的球は向こう側短クッションに当たってからこちらに戻ってくる。手球は的球に当たった後、こちらに戻ってくる。的球よりも先に手球が手前短クッションに触れれば成功!
◆いや〜、これはかなり難しいッス。先ず、強く撞いたらダメ。(的球があっという間に手前短クッションに戻ってきてしまうから。)弱くてもダメ。(引けないから。)力加減が難しいッス。あと、どうしても下の撞点を撞くので、ミスキューしまくるし・・・。(そんなに下じゃなくても良い?現在研究中。)成功したときは確かに「しっかりと手球にドロー回転を与えた!」という感触が手に残るのですが、どうしたら確実に出来るのか、まだまだ全然分からないッス・・・。成功率は約10〜20%。こんな数字じゃ、とてもじゃないですが「出来た」とは言えないッスね・・・。
◆出来ないことが悔しいので、もっと頑張ってみます。分かったことがあったら、またここに書きます。(と)
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2002/07/14(日)「頭の高さ」
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私はどちらかと言うと低く構えるほうだと思います。センターショットのときなどは、何回か続けて外すことがあると、キューが出て行く方向や厚みを良く見ようとするので、更に低く構えてしまいます。キューと顎が擦るぐらいの低さです。逆にセンターショットが連続でほいほい入るときは、それほど低く構えていないと思います。・・・。ん?ということは、調子が悪いと低く構えていて、調子が良いときは高く構えているということでしょうか???いや、ちょっとそれは短絡的な考えですね・・・。
◆正直なことを書きますと、今まで顔の高さについては無頓着でした。キューは右目の下か顎の下か、とか、顔の向きはキューと同じ向きか、ということには神経を使っていましたが、顔の高さについてはあまり深く考えていませんでした。そのことに気付かせてくれたのが、JJmark3さんの書き込みです。と言う訳で、早速実験実験♪
◆少し上体を起こしてみます。このとき、キューも一緒に起こしてしまわないように気を付けます。すると、自然に懐が広くなりました。懐が広いと、キューが出し易くなります。その状態でセンターショットを数発やってみました。うむ。なかなか良い感じです。自分で言うのも何ですが、ヘッドアップしていなさそうな感じがします。
◆実は、撞く前後に肩や頭も動くということは、何となく実感していました。最近になって感じ取れるようになったのですが、「あっ、今、頭が動いた」となんとなく分かるのです。すぱん!と素早くキューを送り出すハードなセンターショットのときは、頭が激しく振動しているのが分かりますもの。(涙)でも、上体を起こすことによって、懐が広がり自由度が増したせいか、余り頭は動かなくなったような気がします。
◆いつもと視界が違うので違和感が無いと言えば嘘になりますが、それほど苦になりません。ただ、手球も的球も
上から見下ろす感じになるので、二つの球の重なり具合、つまり厚みは見えにくいです。構える前に厚みをしっかり確認して、足の位置を決めることが非常に重要です。そして、一度決めた向きを信じて撞くこと、そして真っ直ぐ撞き出すことに注意しました。近くにいた何人かの人を捕まえて、頭が動いていないか見てもらいました。一様に「動いていないよ」とのお答え。うむ。よし。
◆気を付けていないと、ついつい元の低い姿勢に戻ってしまいますが、暫くは今までよりも上体を起こした感じを保って撞いてみようと思います。これでヘッドアップが解消される!・・・筈。うむ、これからも頑張ります。JJmark3さん、どうもありがとうございました。(と)
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2002/07/13(土)「引き球」
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実は私、「引けない君」なのです。引き球、怖いです。的球が近くにあればなんとかなりますが、遠くだとてんでダメです。入らなくなるからです。芯を撞くことが出来ていないので、手球が明後日の方に行くのです。それ以上に、ミスキュー怖いです。これは的球が遠くても近くても関係ありません。「かしゅ」という乾いた音と「びょごん」という鈍い音。キューと手球が奏でる不協和音。この音が、私の落ち込んでいる心を、悲しみのどん底に落とし込んでくれます。でも、対戦者にはどうやら、非常にユーモラスな音に聞こえるらしく、ついつい笑顔になってしまうようです。はふぅ〜。
◆しかし、いつまでも「引けない君」でいる訳にはいきません。何故ならば、いつかは引かねばならぬ日がやってくるからです!(今までにそんな日は何日もやってきていますが。)そんな訳で、今日もフォームを作るため、キューを真っ直ぐ水平に出すため、そして、いつの日か引けるようになるために、練習に行ってきました。
◆練習のメニューは、センターショット。なんだか最近、一人撞きと言えば95%ぐらいはセンターショットをやっています。猿ですな。センターショット猿です。本当に飽きずにやっていますね、私。我ながら、猿です。
◆センターショットを始めて、60球目に近づいたときです。手球が時々おかしな動きをすることに気付きました。ハードなストップショット(のつもり)を撞いたときです。手球が妙に引けるのです。ハードに撞いているので完全な芯撞きでも手球はストップすると思いますが、実際には微かに下撞点で撞いていたと思います。でも、下撞点と言っても本当に僅かなので、こんなに引ける筈が無いです。ストップショットのつもりが、最初に手球を置いた元の位置まで戻ってきたこともありました。・・・、何かがおかしい。本当におかしい・・・。むむむむ・・・・。また、どっかフォームが狂い始めたか?そんな訳で早速調査開始しました。
◆「引けてしまう」原因として真っ先に思いついたのが「微かに下撞点のつもりが、思い切り下撞点で撞いている」のではないか、ということ。他にも「無意識にキュー先が下がり、下方向にこじっている」のではないか、ということも考えました。以上の仮説を元に、撞点はど真ん中にすることと、キュー先を水平に出すことに留意することにしました。そしてズバン!とハードショット。手球は綺麗にストップしました。
◆今度は、さっきと同じこの撞き方で、ほんの少し(半タップ分ぐらい)撞点を下げて撞いてみました。水平に出すことと撞点に注意して、ズバン!とハードショット。手球はころころと戻り始め、元の位置に戻りました・・・。あり???また妙に引けました。こんなにも引けるものなのでしょうか。う〜ん、何かがおかしい・・・。
◆更に撞点を下げてみました。今度は1タップ分下の撞点のハードショットをしてみました。すると、手球は手前コーナーポケットにスクラッチしました。ありりり?何でこんなに引けるの???もっと撞点を下げて、ラシャをこするぐらいの撞点だと、どこまで引けるのだろう・・・。
◆センターショットの的球の位置を変えて挑戦してみました。今までセンタースポット上にあった的球を手球から離して、センタースポットとコーナーポケットの中間に置きました。つまり、手球から的球まで4ポイント、的球からコーナーポケットまで2ポイントということになります。いくら真っ直ぐとは言え、入れるだけでも大変な配置ですが、ま、取り敢えず、挑戦ということで・・・。キューを水平に真っ直ぐ長く出すこと、それと撞点に注意して、ズバン!とハードショット。手球は的球にぶち当たり、的球はコーナーポケットへ消えました。その時、手球が物凄いドロー回転を保ったまま静止しているのがはっきりと見えました!すると、手球は今までに見たことも無いような勢いで戻ってくるではありませんかっ!!手球は手前コーナーポケットの角に当たってカタカタと動き、そして止まりました。
◆それから、手前コーナーにスクラッチしないような配置にして何度かやってみました。最高で手前短クッションに入ってからぎりぎりセンタースポット付近まで引けるようになりました!いつもそのぐらい引ける訳ではありません。手前短クッションに届くのは2回に1回ぐらい、センタースポットまで行くのは10〜15回に1回ぐらいです。それに、普通の撞き方と比べたら、やはり入れが落ちるので、まだまだ実用レベルではありません。しかし、こんなにも引けたのは非常に嬉しいです!もっともっと練習して、確実なものにしなくては!
◆それからと言うもの、引き球の練習が楽しくて楽しくて、引き球ばっかりやっています。猿ですな。引き球猿です。うきききき。(と)
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2002/07/12(金)「キューを水平に出す!」
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センターショットというのは、的球をセンタースポット(台の中央の点)、手球をコーナーポケットと的球の真ん中に置いて、ひたすら的球を入れまくるという練習です。この配置ですと、手球、的球、コーナーポケットの順に一直線になるので、手球を厚み100%で的球に当てれば、的球は遠くのコーナーポケットに入る訳です。しかし、狙ったところに手球を進めるということは決して簡単なことではありません。ことある度に「俺は何度同じミスをするのだ!」というような罵詈雑言を吐きながら、しかし途中でやめる勇気も無く、手球や的球の動きに一喜一憂しながら、私は何度も何度も同じことを繰り返してしまうのであります。
◆さてさて、そんな訳で今もやっぱりセンターショットばっかりやっています。いつものように、微妙にフォームを調整しながら黙々と撞きました。ビリヤードを始めてもう5年ぐらいになりますが、今更になってキューを水平に出すことの難しさに気付きました。(はい、本当に今更です。すみません・・・。)
◆私は、水平に出しているつもりで撞いても、キュー先がお辞儀をするように途中から下を向いてしまうのです。なので、撞いたあとに少しキュー先を上に出す感じで撞くと、見た目のキュー先の動きが水平に近くなったような感じがします。この撞き方を見つけたとき、物凄い違和感があったので戸惑いました。でも、こうやって撞くと、キュー先が水平に出ている感じがするのです。気のせいか、撞いたときの音や感触も、何となく良くなったような気がします・・・。
◆撞いたときの感触が良いときは、手球は静止してます。入ることが多いようです。撞いたときの感触が悪いときは、手球は右回転、左回転、あらゆる方向へくるくる回っています。(涙)飛ばすことが多いようです。(涙)ただ単に真ん中を撞けていないだけの話なんですけどね・・・。(号泣)センターショットの道は長くて険しいです。(と)
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2002/07/11(木)「貨物列車と男の子」
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台風一過の爽やかな朝、どこまでも青い青空の下、ひょんなことから一人の男の子と目が合いました。私の右手には嫁さんが作ってくれた温かいお弁当と愛用のセカンドバッグ、左手には携帯電話を持ち、踏切の警報音が鳴り響いている間の時間潰しにニュースや天気予報をチェックしようとしたときのことです。とても丸々と太った男の子の歳は・・・、えーと、何歳でしょうか。小さな子の年齢を当てるのは難しいですね。多分、1歳か2歳ぐらいだと思います。お母さんが支える自転車の荷台に据えられた子供用の椅子にちょこんと座っていました。男の子のとてもとても小さな手は、椅子についているハンドルをしっかりと力強く握っていました。きっとお母さんの教育が良いのでしょうね。「絶対に離しちゃダメよ。椅子から落ちて死んじゃうよ。」と教わったのでしょう。きっと。半そでに半ズボン。丸いふちのある白い帽子をかぶり、ふくよかな顎には帽子のあごひもが掛かっています。そして、そのつぶらな大きな瞳には私が映っていました。
私がにこっと微笑んだところ、男の子はまるで目が合ったことを無かったことにせんとばかりに、ゆっくりと反対を向いてしまいました。あららら、愛想の無いお子様ね。私は再び左手の携帯電話に目を向けました。
◆徐々に私の周りに踏切待ちの人が増えてきました。足音や自転車の音や話し声。色んな音が聞こえてきます。そして、遠くから低く単調なリズムの音が聞こえてきました。その音は段々と大きくなっていきます。突然、突風とともに右前方から巨大な鉄の塊が現れ、雑踏を完全に破壊しました。貨物列車です。
◆私は貨物列車が現れた瞬間の男の子の顔を見てしまいました。大きな目を更に大きく開け、ついでに口も開けていました。見事な驚きの表情!先頭の車輌は何輌も何輌も貨車を引き、風を巻き起こしながら貨物列車は力強く目の前を通過していきます。男の子も負けてはいませんでした!列車のスピードに合わせて、首を右から左へ、そして右から左へ!!レールの繋ぎ目に車輪が当たる度に爆音を轟かせながら、沢山のコンテナを乗せた貨車が通過して行きます。男の子はその間休むことなく、首を右から左へ、右から左へ!!目と口を大きく開けたまま激しく往復運動を繰り返していました。このとき、お母さんは後ろを向き、我が子の様子を優しく見守っていました。大きなつばのついた帽子でお母さんの表情は良く分かりませんでしたが、その口は優しく笑っていました。
◆とうとう最後の車輌が通過して行ってしまいました。男の子は、首をねじ切らんばかりに左後方を向いたままでした。列車の轟音も遠くへ消え、踏み切りの警報音も消え、一瞬静寂になりました。遮断機が上がった瞬間、静寂を壊すかのように、再び雑踏が辺りを埋め尽くしました。お母さんは男の子に何か話し掛け、自転車を引き始めました。男の子は踏切を渡る間、ずーっとレールの彼方を見ていました。台風一過の爽やかな朝の出来事です。(と)
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2002/07/02(火)「ヘッドアップ」
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今私が抱えている、フォームについての大きな課題。一つは「キューが真っ直ぐ出ていない」ということは以前紹介しましたが、今回は二つ目の課題をお話したいと思います。それは「ヘッドアップしてる」ということなのです。(涙)
◆それを最初に指摘してくださったのは、私のホーム、マーキュリーの店長のミウラさん。指摘されてからというもの、機会あるごとに嫁さんやホームの常連さんに見てもらっているのですが、自分なりにヘッドアップしないように撞いているつもりでも、動いているとのこと・・・。う〜ん、一体何がいけないんでしょう・・・。
◆私のヘッドアップというのは一般的な「撞いた後に頭が起きてしまう」というものと少し違うようでして、「撞く直前のキューを引いたときから頭が動いている」というものらしいです。一体、どうしたら治るんでしょうかねぇ、これ。そんな訳で、一応私なりに色々対策を考えてみました。
◆対策その一。肘から下の振り子運動で撞くということを意識していないからではないか、と思い「とにかく肘から下しか動かさん!」という意気込みで撞いてみました。結果、たまにヘッドアップせずに撞けているようなのですが、撞いた感じがしないんですよね・・・。撞くというより、手球にキューを「ぽこん」と当てる、という感じ。何だか気持ち悪いです。考え方として間違えてはいないと思いますが、肘から下の動きを意識し過ぎてしまうと、変な撞き方になってしまいそうです。
◆対策その二。キューを後ろに引くときに動いているのだから、後ろに引き過ぎているのではないか、と思い、キューをちょっと引いて長く出す、ということに気を付けて撞いてみました。結果、これはなかなか良い感じで撞けるようになりました。ちょっと引いて、長く出す!ちょっと引いて、長く出す!ふむふむ、キュースピードを上げにくいのでハードショットは難しくなりましたが、それ以外は全く問題ありません。ちょっとしか引かないことによって、ブリッジの位置を手球に近づけることも出来ますし、それによって更に撞点が安定したように感じます。採用決定!(笑)
◆これでヘッドアップが解消されたかというと、実はそうではないんです・・・。(涙)頻度、程度は抑えられたと思いますが、まだ頭が動いてしまうことがしばしばあるようです。う〜ん・・・。フォーム作りの道は長くて険しいです。(と)
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2002/07/01(月)「オリバー・カーン」
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全国のビリヤード場に大打撃を与えたと噂されるワールドカップがとうとう終わってしまいました。初めてアジアでの、初めて二カ国での共同開催のワールドカップと、初めてづくしでしたが、蓋を開けてみれば、日本チームもこりゃまた初めてづくし。初めてのゴール、初めての勝ち点(引き分け)、初めての勝利、初めての決勝進出、などなど。「初めてのほにゃららら」というのは、まだまだ沢山あるようですし。
◆普段は「サッカーやJリーグなんて興味ないね」なんてことを言っているのに、世間が騒ぐワールドカップなるものをちょっとだけ見てやろう、という気持ちで見始めたらすっかりのめり込んでしまった、という方も多いのではないでしょうか。実は、うちの嫁さんがそうです。試合が始まったらテレビの前に鎮座し、そして「やめれ〜!とめれ〜!」とか、「いけーっ!とりゃーっ!」とか、「ぐわぁ!」とか、「とわぁ!」とか、叫ぶわ、わめくわ。特に、日本が点を取ったときは、そりゃあ、もう、物凄かったです。飛んで、走って、踊って、暴れて・・・。家財道具が壊されないよう、家屋が破壊されないよう、私はずーっと嫁さんの体にしがみつかなければなりませんでした。暴徒と化したサポーターを鎮圧する機動隊の大変さが、良ーく、分かりました。
◆そうそう、「初めてのほにゃららら」と言えば、ドイツとブラジルがワールドカップで戦ったのは初めてだそうで。どちらも何度も優勝しているほどの常連国なのに、今まで一度もぶつからなかったというのは意外に感じました。そして、その初めての舞台が決勝戦とは。にくい演出ですね〜。(笑)結果はブラジルが2点もぎ取って栄冠を手にした訳ですが、まさか、あのヨーロッパ最強ゴールキーパーと謳われたカーンが2点も失うとは!と私は思いました。
◆ドイツのゴールキーパー、オリバー・カーンは、この決勝戦である記録がかかっていました。1次リーグから通算して彼の失点は僅か1点。今までのワールドカップ記録は2点ですので、ブラジル相手に0点で抑えれば記録更新、1点でもタイ記録です。私はカーンに注目していました。今までの試合を見ても、カーンの動きは他のゴールキーパーと違う、ということは素人目でも分かりました。的確な判断力、人並み外れた瞬発力、空中でのバランス能力、ストライカーに突進していく勇気、相手に威圧感を与える実績と風貌、そして時折見せる激しい表情。ゴールキーパーに必要なものを全て、しかもそれぞれを最高のレベルで持っているカーン。どんな結果を残してくれるのかと期待していましたが、しかし、残念ながら2点失ってしまいました。最小失点という記録にカーンという名前を刻むことは出来ませんでした・・・。
◆対ブラジル決勝戦でのシーンです。カーンは敵のシュートを受け止め損ね、ボールは前へ転がって行きました。そこへ走り込んで来ていたブラジルの選手がそのままシュート。無情にもカーンの指先はボールに届きませんでした。それは致命的な1点でした・・・。
◆ワールドカップの全日程が終了して一夜明けた今日、様々な局でワールドカップの特番が組まれていました。私はそれを見て初めて知ったのですが、カーンは少し前に敵のシュートを手に受けたとき、右手小指の靭帯を負傷していたのだそうです!常人ならその痛さで動くことすら出来なくなっても不思議ではないのに、カーンは何も言わず90分間戦い続けたのです!雨で滑るピッチ、ボール、そして靭帯の負傷。カーンがボールを受け止め損ねた理由は、充分過ぎるほどあります。しかし、インタビューでカーンはそれらのことを全く口にしませんでした。ただ「あれは自分のミスだ」と自分の非を責めていました。この言葉を聞いた瞬間、私の心に感動の嵐が吹き荒れました。かっこいい!かっこよすぎるぞ、カーン!言い訳を全くしない男、カーン!お前こそ、男だ!武士だ!大和魂だ!!うが〜っ!!!私もカーンのように強くなりたいと思いました。
◆試合終了を知らせるホイッスルが鳴ったあと、カーンはゴールポストにもたれ、5分ほど動きませんでした。思えばあの時も、雨に打たれながら自分を責め続けていたのでしょうか。チームは準優勝ですが、私個人としてはオリバー・カーンという男に一番を上げたいです。(と)
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